日本でローヤルゼリーが普及したのはいつごろ?
今や健康食品の代名詞ともいえるローヤルゼリーですが、日本でローヤルゼリーが普及したのはいったいいつごろなのか。
直接的なきっかけは、1959年、ある週刊誌に「不老長寿の新薬現る」という見出しで記事にされ、注目されたことです。
不老長寿というのはかなり極端ですが、それは女王蜂が働き蜂と比較して、寿命が何時十倍も長いという事実からイメージして書かれたのでしょう。
既に欧米では、健康食品としてのローヤルゼリーは盛り上がりを見せていたのですが、その記事をきっかけとして、日本各地の養蜂家が、こぞってローヤルゼリーの採取をはじめたことでローヤルゼリー製品はさかんに流通するようになりました。
つまり、日本にローヤルゼリーが普及したのは1960年頃ということになります。
そう考えると、健康食品としての歴史は、決して長くはありません。
実際、ローヤルゼリーの特有成分であるデセン酸という成分も、いまだに未知の部分が多く、研究が進められている段階です。
ちなみに、日本でローヤルゼリーが普及する以前、欧米を中心に世界的にローヤルゼリーの健康効果が語られる出来事がおきました。
病床で危篤状態に陥っていた当時のローマ法王が、あらゆる治療法を試しても回復の兆しを見せない中、医師団のメンバーであったリシー博士がローヤルゼリーの投与を病床のローマ法王に行ったところ、症状が治まり回復へと向かいました。
その出来事は、奇跡的という枕と共にニュースになり世界中へ広まり、ローヤルゼリーの力が一挙に認知されひとつのブームとなったのです。
さらに、ローヤルゼリーの力により回復をみせたローマ法王が自ら世界養蜂会議へと出席し、ローヤルゼリーが自分の身体に与えた効能を称えたうえで、自らの言葉で養蜂家たちへと感謝の意を伝え、その出来事によりローヤルゼリーのブームはより大きなムーブメントとなって世界中で盛り上がりをみせました。
その一端が、日本の週刊誌で記事にされた「不老長寿の新薬現る」だったということです。
そうしたセンセーショナルな出来事と共に世界中を騒がせたローヤルゼリーも、今では日々の健康を助ける健康食品として、一般家庭にも流通し、当たり前のように消費されるようになりました。
危篤状態のローマ法王をも救ったというローヤルゼリーの力。
あなたの健康習慣にとりいれて、その素晴らしい力を実感してみるのはいかがでしょう。