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スズメバチではローヤルゼリーは出来ない?

健康食品の代名詞でもあるローヤルゼリー、その原料がミツバチによって作られているというのは、広く知られているかと思いますが、ではミツバチではなくスズメバチはローヤルゼリーを作ることが出来るでしょうか。

ローヤルゼリーの原料は、ミツバチが一生懸命に集める、花の蜜や花粉を原料としているため、昆虫などを食料としている肉食のスズメバチには、そもそもの原料を作り出すことができません。

なので、ローヤルゼリーを作り出すことができるのは、ミツバチだけです。
ミツバチが、毎日一生懸命に集めた花の蜜や花粉を、体内で分解、合成することでのみ、ローヤルゼリーは出来るのです。

ちなみに、肉食とはいえ、スズメバチも花の蜜を食べることが確認はされているのですが、あくまでメインは昆虫などで、副菜としてしか花の蜜は食べません。
なおかつ、自分の巣に、その蜜を持ち帰るという習性もないため、やはりローヤルゼリーをつくることはスズメバチには出来ません。

ローヤルゼリーは、ミツバチの女王蜂が食べる餌です。
女王蜂はローヤルゼリーだけを食べて生きていきます。
女王蜂のために、ミツバチ達はローヤルゼリーをつくり続けるのです。

では、スズメバチの女王蜂はというと、ローヤルゼリーのような特別食は食べません。
スズメバチの女王は、卵を産むことが出来るということ以外は、働き蜂と同じなのです。

ミツバチ、スズメバチ、それぞれの女王蜂の寿命を比較すると、スズメバチが約1年程でミツバチは約3年、なかには8年生きた個体もいるそうです。

この寿命の差はどこからきているかというと、ローヤルゼリーです。
ミツバチの女王蜂はローヤルゼリーを食事とすることで、働き蜂の、実に40倍もの寿命をなり、体長も3倍ほどに成長するのです。

女王蜂の寿命を40倍にものばすことからも、ローヤルゼリーが健康食品として、人間にもたらす健康効果が、非常に大きいことがわかります。

健康、美容、若返りなど、健康食品として非常に優秀なローヤルゼリーは、ミツバチにしかつくれない、そして、女王蜂にしか食べることを許されない特別食であり、まさに命の源なのです。

その特別食のローヤルゼリーがもつ健康効果、あなたの健康習慣にとりいれてみてはいかがでしょう。

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