ローヤルゼリーのデメリット

健康食品の代表格ともいえるほど、優れた栄養成分を持っているローヤルゼリー。
習慣的に健康食品を摂取するなら、是非とも選びたい一品なのですが、念のためデメリットについても理解しておく必要があります。

まず、わかりやすいデメリットとしては価格です。
ローヤルゼリーは、一度に採取できる量が少ない、稀有な原料でできています。
品質のよいローヤルゼリー採取できる環境づくりも、決して容易ではありません。
ローヤルゼリーは、いわば高級品なのです。
高級品ですので、価格については、やはり高価です。
健康食品は薬とは違い、即効性はありませんので、継続的に使用することが基本であり、重要なポイントです。
欠かすことなく継続するには、やはり高級品であるが故の高価な金額はデメリットに数えられるポイントでしょう。

そして、ローヤルゼリーの味なのですが、酸味と刺激のある、とても独特な味です。
同じく、健康食品としてはポピュラーな青汁なども、独特な味を持っていますが、その味が苦手で敬遠してしまうというケースも、少なくはないでしょう。
ローヤルゼリーの独特な味も、人によってはデメリットになる可能性があります。

さらに、保存性の悪さもデメリットになるでしょう。
これは生タイプのローヤルゼリーに限った話ですが、生タイプのローヤルゼリーは、常温で保存すると、賞味期限は２週間程度と短いです。
冷凍で保存すれば、１年以上は持つのですが、賞味期限がのびても、保存する期間が長ければ長いほど品質は劣化していきます。
鮮度が落ちて、品質が劣化すれば、せっかくの優れた栄養成分も減少してしまいます。
高価で高品質の製品の、その品質を劣化させてしまうのは、非常に無駄です。
生タイプのローヤルゼリーに関しては、この賞味期限の短さと、鮮度保持の難しさこそが大きなデメリットでしょう。
冷凍保存をすれば品質劣化も最小限になりますし、賞味期限も長くはなりますが、飲むたびに必要分だけを解凍しなくてはならないという、手間が発生します。
毎日、欠かさずに継続的に飲むことが原則である健康食品にとって、こうした手間もやはりデメリットといえるでしょう。

生タイプでなければ、味や賞味期限、品質保持についてはデメリットと呼べるほどのネックにはなりませんが、生タイプでない加工、調整されたローヤルゼリー製品は、生タイプと比較して単純に品質が落ちます。
鮮度も成分の純度も、大きな差があります。
製品による差も非常に大きいので、一概にこれだけ差があるとはいえないのですが、生タイプのローヤルゼリーと比較すると、取り回しや利便性は優れる分、そもそもの品質についての差が非常に大きいです。

生タイプでないローヤルゼリーのデメリットは、加工、調整により栄養成分の多くを失っているという点でしょう。

価格においては、一般的な生タイプのローヤルゼリーよりは安価ですが、それでも、そもそもの原料が高級品ですので、健康食品の中では高価な部類に入ります。

また、加工、調整されたローヤルゼリーは、製品によっては添加物が含まれる場合もありますので、デリケートな消費者にとってはそうした点もデメリットになるといえます。
そして、健康食品のほとんど全てに共通していえることですが、食品である以上、アレルギー症状を起こしてしまう可能性がありますので、細かくいえば、その点もデメリットといえるでしょう。
非常に優れた栄養効果を持つローヤルゼリーですが、以上のようなデメリットも存在しますので、そうした点に注意しながら、製品選びをする必要があります。

しかし、多くの健康食品にも共通したデメリットですので、そこまで敏感にならなくても問題はないでしょう。

飲み方や注意点を正しく理解して、ローヤルゼリーの健康習慣を、毎日の生活に上手に取り入れましょう。